狭小住宅の売却は難しい?狭小住宅の人気がない理由と上手に売却する方法をご紹介!
狭小住宅とは、一般的な住宅よりも小さい住宅のことです。
狭小住宅に定義はありませんが、50平方メートル以下の土地に建てられている住宅のことをいわれることが多いようです。
狭小住宅の売却は難しいといわれますが、どうしてなのでしょうか?
狭小住宅の評価が低い理由と、売る方法をまとめます。
狭小住宅の売却が難しい理由は?狭小住宅が使いにくい具体例をみていこう
狭小住宅が売れない理由は、単純に狭いからです。
一般的な住宅は130平方メートルくらいの土地に建てるといわれているので、50平方メートルはかなり狭いことがわかります。
マイホームを購入するタイミングで選ばれることが多いのは、結婚するタイミングと子どもが生まれたタイミングです。
これから家族が増えるというタイミングで、狭小住宅が選ばれることは少ないでしょう。
土地が広ければ増築も考えられますが、土地も狭いとそれもかないません。
また、狭小住宅は特殊な形の土地に建てられていることが多いのも、人気がない理由です。
例えば、三角形の土地に建っている住宅だから狭小住宅になってしまったということがあります。
さらに、狭小住宅では住宅ローンを組むのが難しいというデメリットがあります。
狭小住宅は人気がなく売るのが難しいため、住宅ローンの担保にするのを嫌がられます。
狭小住宅とは別の担保を求められることもあるでしょう。
難しい狭小住宅の売却を成功させるには?アピール方法をまとめます
狭小住宅は人気がありませんが、アピールの方法はあります。
例えば、交通の便がいいなど立地が良好である場合です。
また、広い家が好きな人ばかりではありません。
立地がよくて、こじんまりした家がいいという人に向けてアピールできれば、適正価格で売却することも可能です。
アピールが上手にできる不動産会社、狭小住宅の売買実績がある不動産会社に仲介をお願いするのも方法の1つです。
狭小住宅を売却したお客様がいれば具体例をあげながら、狭小住宅の魅力をよりアピールできるでしょう。
狭小住宅の隣の不動産が空いているなら買い取って、隣の土地と合わせて売却するのも1つの方法です。
ただし、買い取り価格が売却価格を上回ってしまう可能性もあるため、新しい不動産の購入は慎重におこなう必要があります。
知人に声をかけるという方法もあります。
ある会社の経営者に声をかけたところ、倉庫として使える場所を探していて、狭小住宅の売却が成功した例もあります。