不動産売却時におこなうオープンハウスとは?メリットや注意点までチェック!
マンションや戸建てなどの不動産の売却時に避けて通れない事柄のひとつに「オープンハウス」があります。
これから不動産の売却を考えている方にとって、オープンハウスをする際にどれくらい費用がかかるのか、オープンハウスをすることでどのようなメリットが得られるのかなど気になるのではないでしょうか。
そこで今回は不動産売却時の「オープンハウス」に注目し、オープンハウスにかかる費用やメリット、オープンハウスをおこなうまでの準備方法から注意点とコツまでご紹介したいと思います。
不動産売却時のオープンハウスにかかる費用やメリットとは?
そもそもオープンハウスとは、一戸建てやマンションなどの不動産を完全に開放し、購入を検討している人が自由に内覧できる状態にすることを言います。
オープンハウスにかかる費用とは?
オープンハウスをする際にまずかかる費用として、DMの発送やチラシのポスティング、インターネットでの告知や看板などといった広告宣伝費用があげられます。
また、オープンハウス当日の案内係として不動産会社の担当者の人件費なども考えられますが、通常これらの広告宣伝費や人件費は、担当している不動産会社が負担するとされています。
オープンハウスのために専門業者によるクリーニングやリフォームをおこなった場合は、その費用は売主が負担する場合が多くなっています。
オープンハウスをおこなうメリットとは?
費用をかけてまでオープンハウスをおこなうメリットとは一体何でしょうか。
まず、オープンハウスでは通常の内覧よりも多くの人に見学してもらうことができます。
多くの人に見てもらう機会が増えれば、それだけ成約率が上がるというメリットがあります。
また、同日に複数の申し込みが入る確率も高くなり、通常なりがちな買主主導の価格交渉ではなく、より売主の希望に近い価格で売却できる可能性が高くなります。
不動産売却におけるオープンハウスの準備方法と注意点やコツとは?
オープンハウスの開催準備は、物件が空き家か居住中かによっても準備が多少異なりますが、共通して言えるのは開催日時の決定や立ち会う人数や担当者の決定と掃除です。
居住中の場合、オープンハウス当日は家を空けておけるように家族のスケジュールを調整しておく必要があります。
オープンハウスの告知などは不動産会社がおこないますが、広告の原稿は確認しておくといいでしょう。
オープンハウスをおこなう際の注意点やコツ
オープンハウスをおこなう場合、前もってご近所へのアナウンスをしておく必要があります。
特にマンションなどでは不特定多数の人の出入りを嫌がる住人もいるため、あらかじめ伝えておくことで後々のトラブルを回避できるでしょう。
内覧までに掃除や業者によるクリーニングなどを済ませると思いますが、特にキッチンやトイレ・お風呂などの水まわりは見学者が注目する場所でもあるので綺麗にしておきましょう。
お部屋のにおいにも注意して換気や消臭などをしておくのもポイントです。