賃貸物件における畳の交換方法と修繕の義務は誰が負担するのかご紹介
賃貸物件では、畳をなんらかの理由で交換することが珍しくありません。
そこで気になるのが、畳が傷ついてしまった場合の修繕方法です。
畳は、普段からの使用を気を付けないと傷みやすくなってしまいます。
このように、畳ならではの扱い方や修繕方法、賃貸物件においての負担についてもご紹介します。
賃貸物件の畳を交換・修繕するにはどのような方法があるのか
畳の修繕方法を知る前に、畳そのものについての構造を理解しておく必要があります。
畳は、大きく分けて3つの素材から成り立っています。
●畳表=伊草の部分
●畳縁=畳の側面にある生地部分
●畳床=表からは見えない、裏の土台部分
これらのどこが傷んでいるかによって、畳の修繕方法が変わってきます。
一般的な方法は、畳を一式交換するというものです。
これを「畳替え」といいます。
次に、表畳のみ交換する「表替え」という方法です。
この場合、畳縁と畳床は以前のものをそのまま使います。
最後に、「裏返し」という修繕方法があります。
その名のとおり、畳表の部分を一旦取り外し、裏返して使用する手段です。
以上のように、畳は交換することで修繕が可能ですが、事前に傷めないように対策するのも重要です。
賃貸物件における畳の修繕費は誰が負担するのか
賃貸物件に住んでいると、畳の交換をおこなうケースがあります。
入居や退去のタイミングで交換を頼まれた場合、基本的に修繕費用は貸主または管理会社が負担する場合がほとんどです。
仮に入居中でも、畳が畳としての性能を果たしていない場合、同じく貸主側に修繕義務があります。
しかし、借主側の不注意で畳を傷めてしまったのであれば、修繕費用は借主が負担しなければなりません。
タバコの不始末による畳の焦げ、食べ物や飲み物のシミやカビなどが一例として挙げられます。
借主が負担する範囲は国土交通省のガイドラインで、1畳単位と定められています。
大家さんとの契約によって多少変動するため、契約書を一読しておくと良いでしょう。
借主が畳の交換費用を負担するときの相場はいくらか
借主が畳の修繕費用を負担する場合、その費用は一畳あたり高くとも9,000円以内に収まります。
表替えの相場は4,000円から9,000円、裏返しの相場は4,000円から6,000円ほどです。
借主が負担する費用は、1畳単位からであると決められているため、交換枚数が多くなければ負担額も少なくすみます。
相場を知っておけば、借主が負担する場合の請求額の目安となります。
まとめ
賃貸物件における畳の修繕方法は3通り存在し、それぞれ畳の傷み具合によって適した修繕の仕方があります。
また、経年劣化の理由により畳が傷んだ場合は貸主が修繕負担する必要性があり、借主の過失である場合は借主に修繕費用を負担する義務が課せられます。
トラブルにあわないためには正しい知識を身につけていきましょう。
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