マンションを売却するならチラシを作ろう!メリットと注意点まとめ
マンションを売却するために不動産会社に売却依頼をすると、不動産会社からチラシ作成を提案されることもあります。
マンション売却を広報するためにポストに投函したり、新聞に折り込んだりして配布するためのチラシです。
マンションを売却するときのチラシにはどのようなメリットがあり、どんな注意が必要なのか確認しておきましょう。
マンションを売却するときはチラシが有効!チラシを配るメリットとは
不動産会社に勧められるままにチラシを作ってもいいのか、不安に感じる人もいるかもしれません。
ですが、マンション売却を広報するチラシはメリットが多いからこそ、不動産会社は勧めるのです。
マンション売却のためのチラシを配布するメリットは、2つあります。
1つは、今住んでいる場所の近くで物件を探している人に届きやすいという点です。
マンションを売却するときのチラシは、ポスティングや新聞折り込みなどで配布されます。
配布するときは売却するマンションの周辺に配布することが多いため、近くの物件を探している人の目に触れる可能性が高いのです。
2つ目は、ターゲットを自分で選ぶことができる点です。
若い世代の人に購入してほしい、ファミリーに住んでほしいなど、ターゲットに合わせてチラシを配布できるのもメリットです。
しかし、チラシを配布することで、マンションを売却したいと思っている他の売主の目にも触れるというデメリットの部分もあります。
マンション売却のためのチラシにはルールがある!注意点を解説します
マンション売却のためのチラシには、作成のためのルールがあります。
このルールは不動産会社が決めているのではなく、国の法律で決められているものです。
違反しないように、チラシを作成する前には確認をしておく必要があります。
チラシ作成のために絶対覚えておかなければいけないルールは、2つです。
1つは、嘘や誇大広告などの禁止です。
売却価格を実際より安く表記したり、築年数を偽ったりするのは禁止されています。
売却価格が安いように見せたり、誤解されたりする表記をすることもできません。
嘘偽りがない、正しい情報を広告には表記する必要があります。
もう1つは、チラシを配布する時期です。
売却するマンションがあり、すぐにでも購入希望者が住める場合は問題ありませんが、新築マンションを売却するときはチラシの配布時期にルールがあります。
工事完了前にマンション売却のチラシを配布したい場合は、工事に必要な開発や建築の許可をもらった後でなければチラシを配布してはいけません。
様々な手続きが必要になるため、工事が完了していないマンションの売却を考えているなら、不動産会社に相談した方がいいでしょう。