賃貸物件の浴槽が破損してしまったらどうする?修理費用についてもチェック!
賃貸物件に入居したものの、生活しているうちにさまざまな設備故障が発生することがあります。
そのような場合どういった対処をすればいいのでしょうか?
今回は賃貸物件の設備のなかでも、毎日使うお風呂場、とくに浴槽にヒビが入ってしまったケースの解決方法を扱いましょう。
浴槽が破損してしまった場合の修理費用の負担について、また破損のケースごとに実際にかかる修理費用の相場について解説します。
賃貸物件の浴槽が破損!トラブルを起こさない解決方法とは?
ある日、お風呂に浸かっていたら浴槽にヒビが…。
浴槽の破損に気付いたら、すぐに業者に修理依頼をするのではなく、まずは大家さんか管理会社へ連絡しましょう。
あわせて契約書の内容も確認してください。
大家さんと借主のどちらが費用負担をするかについて、原則として経年劣化による破損の場合は、借主の原状回復義務には含まれず、大家さん負担で修理する旨が記載されている場合がほとんどです。
もしも契約書に記載がなかった場合は、大家さんと直接交渉することになります。
一般的に、故意の破損であった場合は借主負担となりますが、経年劣化による場合は大家さん負担になるため、全額負担や保険適用など理不尽なことを言われた場合にはすべて受け入れるのではなく、納得がいくまで話し合いましょう。
後のトラブルを防ぐためにも、こうした交渉段階をきちんと踏んでから修理依頼をするように心掛けてくださいね。
賃貸物件の浴槽が破損したらいくらかかる?修繕費用の相場とは
浴槽の破損とひとくちにいってもさまざまなケースがあるでしょう。
たとえば浴槽の塗装のみにヒビが入る場合があります。
これは経年劣化で起こるケースがほとんどで、塗装のみの修繕の場合の費用相場は7万~15万ほど、浴槽自体の交換ともなれば10万~50万かかります。
また、経年劣化や重い物をぶつけてしまうなどして、浴槽自体が割れてしまった場合や浴槽自体に穴が開いてしまった場合、そこまで大きなダメージがなく部分修理で済むケースであれば4万~10万、大きなヒビで浴槽入れ替えが必要な場合は10万~50万の修繕費用が必要となります。
いずれにしても多額の費用が必要になる可能性があるため、経年劣化による破損かどうかが重要なポイントになるでしょう。