賃貸で実際の広さがせまいと感じた!ギャップを埋めるための対策とは?
賃貸物件を探す際は、まず条件で絞って、図面などの情報をチェックしますよね。
ですが、実際に内見してみると、図面でのイメージと比べてせまいと感じることがあるかもしれません。
今回は、図面と内見のギャップが生じる理由や対策にフォーカスします。
ぜひ、快適に暮らすための参考にしてみてくださいね。
賃貸で実際の広さがせまいと感じた!図面と内見のギャップが生じる理由は?
賃貸で実際の広さがせまいと感じる理由は、専有面積とその計算方法にからくりがあります。
そもそも専有面積とは、室内において借主が自由に使用できる部分の床面積のことです。
バルコニーや玄関前のポーチはこれに該当しないため、専有面積の対象外とみなされます。
ロフトも建築基準法で床面積に該当しないため、専有面積に含まれません。
一方、収納や水回り・廊下などは専有面積の対象として扱われます。
専有面積の計算方法には壁芯面積と内法面積の2種類があり、壁の内側を計測している内法面積のほうが実際に、せまいと感じやすいでしょう。
賃貸物件では、多くの場合、この内法面積が利用されています。
これらを踏まえると、下記の理由で、図面と内見のギャップが生じるといえるでしょう。
●収納や廊下の占める面積が多い
専有面積に含まれるものの生活するスペースではないため、実際に物件を見ると、せまいと感じることがあるでしょう。
●掲載写真が広く見えた
広角カメラで撮影していると、実際よりも広く見えるケースがあります。
内法面積においては、内見時に、よりせまいと感じるかもしれません。
●天井の高さが低い
天井が低いと実際の面積よりせまいと感じるケースもあります。
賃貸で実際の広さがせまいと思ったら?ギャップを埋める対策をチェック
賃貸物件において図面と内見時のギャップを埋めるための対策は、下記の3つです。
●内見時に細かく計測する
内見時に細かく計測し、家具の配置を考えておくと、過ごしやすい部屋になるためギャップを埋められます。
収納スペースもきちんと測って、必要な広さが確保できる物件を選択できるとよいですね。
●壁紙が明るく天井が高めの物件を選択する
明るい色の壁紙は、視覚効果で部屋が広く見えます。
また、天井の高さは2m40cmが目安です。
これよりも低いとせまいと感じやすいため、注意しましょう。
●窓が広めの物件を選択する
窓が大きいと採光がしやすく、明るい部屋が確保できます。
開放感もあるため、部屋が広く感じられますよ。