気になるタバコ臭やカビのにおいが不動産売却に及ぼす影響とは?対処法も!
どの家にもある特有のにおい。
自分の家のにおいは気付きにくいですが、他人の家に行くと「家のにおい」を感じるものです。
通常のにおいであれば気にする必要はありませんが、ペットを飼っていたりタバコを吸っていたり、人によっては不快に思うにおいがする場合は売却に影響を及ぼす可能性があるため対処が必要です。
ここでは、不動産の売却活動においてにおいが及ぼす影響、そしてにおい別の正しい対処法についてご紹介します。
においは家の印象を変える!不動産の売却活動における影響とは
においは家の第一印象を大きく左右します。
不動産の売却活動を始めると、購入意欲のある人が実際に家を訪れる「内覧」がおこなわれます。
売却活動において、内覧は重要な役割を果たしており、内覧時にいかにいい印象を与えられるかが鍵となります。
しかし、内覧時にタバコなどの不快なにおいがした場合、タバコを吸わない買主であれば購入意欲が減退するかもしれません。
一方で、清潔感のある香りがすれば、目で見ている以上に清潔な印象を与えられ、購入意欲が高まる可能性もあります。
特に、普段嗅ぎ慣れていないにおいに人は敏感になりがちなので、売却活動をおこなう前にきちんと対処しておきましょう。
対処法はさまざま!においの原因を突き止めて不動産売却前に適切な処置を
タバコやペットのにおい以外にも、家具に染みついた汗や体臭のにおい、靴のにおい、水回りの排水溝のにおいなど、不快だと感じるにおいはさまざまです。
においの原因によって対処法も異なるため、まずはにおいの根源を突き止めることから始めましょう。
まず、家の顔ともいえる玄関のにおいが気になる場合は、靴箱に専用の消臭剤を置き、靴はすべて靴箱にしまいます。
汗や体臭が気になる場合は、ソファなどに直接重曹水をスプレーして、内覧前には空間消臭スプレーを使用するのもおすすめです。
また、排水溝も専用のクリーナーなどを使用して掃除しておくと安心です。
ペットやタバコのにおいに関しては、部屋の換気を頻繁におこなうこと、そして空気清浄機や脱臭機を利用しましょう。
エアコンを使用する季節の場合は、フィルターの掃除も忘れずおこなうことでにおいは軽減されます。
ペットを飼っている場合は、ペット臭専用のスプレーや消臭剤を活用するのもおすすめです。