マンション1階の部屋は売却しにくい?難しい理由や売却するためのポイントとは!
不動産のなかでもマンションは戸建と比較して一般的に売却しやすいとされていますが、マンションでも1階にある部屋となると売却が難しいともいわれています。
今回はマンション1階部分の売却に注目し、売却が難しい理由と効果的な売却方法についてご紹介しますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
マンション1階の売却が難しい理由とは?
マンション1階にある部屋の売却が難しい理由には、大きく分けて次の3つが考えられます。
日当たりが良くない
マンションの1階は、2階以上の部屋と比較すると日当たりがあまり良くないケースが多いのが、売却が難しい理由のひとつです。
方角や立地条件にもよりますが、特に市街地などで周囲が高い建物に囲まれている場合では、日当たりは上階よりも劣ってしまいます。
防犯面で不安がある
1階は侵入されやすいイメージがあるため、防犯面でも不安を理由に売却が難しくなりやすいです。
最近では防犯カメラなどで1階部分のセキュリティが強化されていたり、高いフェンスで目隠ししたりと対策が取られていますが、それでも防犯面を心配して1階を避ける方は少なくありません。
見晴らしが望めない
日当たりと同様に立地にもよりますが、たいていの場合マンションの1階では美しい眺望やきれいな夜景などの見晴らしが望めません。
マンションに見晴らしの良さを望む方も多いため、1階の売却が難しい理由のひとつとなっています。
マンション1階を高く売却する方法とは?
マンション1階の売却が難しい理由はいくつかあるようですが、だからといって売却できない訳ではありません。
ただ売るだけでなく少しでも高く売却するためには、次のような方法が挙げられます。
1階のメリットをアピールする
実はマンションの1階にはメリットもたくさんあります。
●エントランスや駐車場からの移動が楽
●専用庭がある(物件による)
●万が一の災害時に避難が容易である
●エレベーターの混雑に巻き込まれない
●同じグレードのマンション内でも価格が抑えられている
このように、他の階にはない意外と実用的なメリットが多いのがマンション1階の部屋の特徴でもあります。
こういったマンション1階であるからこそのメリットをアピールすることで、ネガティブなイメージを払拭できます。
ターゲット設定を明確にする
上記のメリットを享受しやすい層は、一般的にシニア層や小さい子どものいるファミリー層といえます。
ターゲット設定を明確にすることで、購買可能性の高い層に適切にアプローチが可能になり、売却に結びつきやすくなります。