エレベーターなしの不動産を売却する際に知っておきたいこととは

正木屋の不動産知識【売買編】

エレベーターなしの不動産を売却する際に知っておきたいこととは

マンションなどの不動産を売却する際、賃貸物件にエレベーターがないと一般的に不利であり、とくに工夫なく売り出すと苦労しやすいです。
少しでも良い値で早く売れるよう、うまく売るためのポイントは押さえておくと良いでしょう。
今回は、エレベーターなしの不動産の売却にあたって知っておきたい、ターゲットの考え方や資産価値の向上法などをご紹介します。

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エレベーターなしの不動産を売却する際のターゲットの考え方

エレベーターがあることを重視する相手に階段しかない不動産を売り込んでも、良い感触は総じて得られないものです。
ゆえに、エレベーターがなくともあまり気にしない下記のような方々を主なターゲットにすると良いです。

●DINKS世帯
●子どもが大きくなっている子育て世帯
●単身者
●事業者


DINKS世帯は暮らしに余裕があることが多く、健康のために階段を使っている方が比較的見られます。
子育て世帯でも子どもが小学生以上になっていれば、エレベーターは必須とまではいえません。
単身者や事業者には、物件価格や使い心地を重視して多少の不便さは許容するほうが比較的多いです。
このような方々をターゲットにすれば、階段しかない不動産でも比較的購入されやすいでしょう。
一方で、避けたほうがよい相手には、「乳幼児のいる子育て世帯」や「高齢者のいる家庭」などが挙げられます。
どちらの家庭にも階段での上り下りが難しい家族がおり、エレベーターがない不動産は購入されにくいでしょう。

エレベーターなしの不動産の資産価値を売却前に向上させる方法

不動産の資産価値を事前に高めておくと、エレベーターがない欠点をカバーでき、賃貸物件が売れる確率が高まります。
資産価値を高める方法には、まずリノベーションが挙げられます。
内装を一新して真新しい部屋にすると、以前よりも高い資産価値が生まれ、売却においても有利になるのです。
リフォームではなくリノベーションである強みを活かし、間取りを根本的に変えるのも1つの方法です。
たとえばファミリー向けから単身者向けへと間取りを変えると、のびのびと一人暮らしができる部屋へと賃貸物件が生まれ変わります。
資産価値が向上しつつ、賃貸物件が想定している住人像も変わるおかげで、うまく売れることもあるのです。
不動産の資産価値を高める方法には、設備の追加や変更なども挙げられます。
食器洗い乾燥機・ウォークインクローゼット・浴室乾燥機など、近年人気がある設備の中で設置できるものがあれば、採用してみてください。

まとめ

マンションなどで暮らすにあたってエレベーターは重要な設備であり、階段しかない不動産はやや敬遠されます。
エレベーターなしの不動産を売却したいときは、適切なターゲットや資産価値の改善などをぜひ意識してください。
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