不動産売却に新たな選択肢!仲介や買取とも違う「買取保証」とは
あなたは、不動産売却の方法の一つである「買取保証」をご存じですか?
これから不動産の売却を考えている方ならば、知っておいて損はないシステムです。
ここでは、買取保証とは何なのか、そしてメリットはどんなところになるのか、失敗しないための注意点などと併せてご紹介していきます!
不動産の売却時に「買取保証」を選ぶメリットとは?
まずは「買取保証」とはどんなシステムなのか、紹介していきます。
「買取保証」とは、不動産会社に仲介を頼んで売りに出してもらい、事前に決めていた期間中に売れなかった場合は、不動産会社にそのまま不動産を買い取ってもらう、というシステムです。
つまり「仲介」と「買取」という方法の両方を組み合わせたようなシステムといえます。
では、そのメリットとは具体的にどういった部分なのでしょうか?
簡単にいうと「仲介」と「買取」という方法の不安な部分を解消し、いいとこ取りをしたものが「買取保証」のイメージです。
「仲介」では買い手がいつ現れるかわからないため、引っ越しの予定が立てづらく、売れるかどうかの不安もつきまといます。
その点、買取保証は売却期間(通常は3か月程度)を先に決めているため、その心配がないのです。
また、「買取」では「仲介」より販売価格が大幅に下がることが多いのですが、買取保証であれば期間内に売れなかった場合、相場の8割程度で不動産会社が買い取ってくれます。
その買取価格も契約前に決めるので、予算管理がしやすいというメリットもありますね。
「買取保証」で不動産を売却する際の注意点とは
メリットの多い「買取保証」ですが、注意点もいくつかあります。
買取保証で設定期間中に不動産が売れず買取になった場合、仲介で売れた場合よりも価格が1~2割ほど下がります。
普通の「買取」よりは高額になるとは思いますが、「仲介」よりは値段が下がるということですね。
また、不動産会社と買取保証の契約中は、他の会社に仲介などを頼むことができません。
なので事前にいくつかの会社を比較し、信頼できる不動産会社を選ぶ必要があります。
比較基準として、買取になった場合にも再販売の利益を還元してくれる「利益還元制度」や、「つなぎ融資」という買い替えサポート制度があるかどうかを調べてみましょう。
まとめ
買取保証は、従来の「仲介」と「買取」のメリットだけを組み合わせたような手段ですが、不動産によっては必ずしもそうだとは言い切れません。
ただ、「ほどほどの値段で確実に売りたい」という方にはおすすめできる方法だといえます。
あなたも不動産売却の際には、ご自身の最適な方法を見極めてくださいね。