
不動産売却の流れと必要書類!確定申告をお忘れなく
不動産売却の流れを知っておけば、初めての売買に対する不安が軽減されるでしょう。
耳慣れしない言葉が多く、専門性の高さに緊張するかもしれませんが、全体の流れをつかんでおけば安心です。
不動産売却の流れについて、必要書類と確定申告を解説します!
不動産売却の流れと必要書類

不動産売却の必要書類を流れにそってみていきましょう。
不動産売却における大きな手順は、「売り出し前」「売り出し中」「売り出し後」の3種類です。
3種類で進めていく全6工程と必要書類を、順にチェックしましょう。
▼売り出し前
・情報収集
・一括査定
・媒介契約
相場を調べたり不動産会社を探したりし、物件価格を査定して仲介会社と契約を結びます。
この段階で以下の必要書類を集めておきましょう。
・購入時の売買契約
・購入時の重要事項説明書
・建築図面一式
・土地測量図、境界確認書(戸建て)
・建築確認済証と検査済証(戸建て)
・登記識別情報通知
・固定資産税の評価証明書
・管理規約、使用細則等(マンション)
▼売り出し中
・売却活動
適した売り出し価格を設定し、購入希望者との交渉や日々の活動報告を媒介会社から受け取ります。
物件情報を購入希望者にしっかり開示して、お互いが納得できる取引をしてくださいね。
▼売り出し後
・決済、引き渡し
・確定申告
売買契約を結び、手付金を受け取ったり、売買代金を受領したりします。
登記申請も必要で、引き渡し後には確定申告をしなくてはいけません。
売買契約でも、以下のように必要な書類がたくさんでてきますよ!
・売買契約書
・重要事項説明書
・物件状況等報告書と設備表
・修繕、リフォームの履歴
・耐震診断等の診断書
・瑕疵担保責任保険などの証書
・隣地との覚書(戸建て)
・ローン残高証明書
・身分証明書
不動産売却の流れの最後は確定申告!
不動産売却が終わってホッとしたいですが、確定申告がまだ残っているので注意しましょう!
確定申告とは1月1日から12月31日までの所得申請を、翌年の2月16日から3月15日までに、税務署に知らせる手続きです。
税金を軽減できる各種特例を利用すれば、売却益があっても納税不要なケースがありますよ。
特例の利用には確定申告が必要なので、取引によって損益がでたとしても還付金を受けられるかもしれませんので、忘れずに確定申告するようにしましょう!
まとめ
不動産売却の流れと必要書類をおさえて気持ちに余裕をもち、満足度の高い売買を目指してくださいね。
引き渡しや登記が終わっても、確定申告がまっているので、税金や還付金で損をしないよう覚えておきましょう。