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不動産売却における引き渡しはいつすればよい?家具家電は?

正木屋の不動産知識【売買編】

不動産売却の引き渡しは、大金が絡んでくる場面なので、タイミングを知っておくと安心です。

 

さまざまなステップがある売買の、最終段階に差し掛かる引き渡し。

 

不動産売却における引き渡しをいつすればよいのかと、家具家電についてみていきましょう!

 

不動産売却の引き渡しはいつする?

 

不動産売却における引き渡しはいつすればよい?家具家電は?

 

不動産売却の引き渡しは、残代金の支払いが終わり次第実施するのがおすすめです。

 

その理由は、決済と引き渡しの同時履行が、売買契約の原則だからです。

 

もし売主がその物件にしばらく住む必要がある場合は、待ってもらうことも可能で、この状態を「引き渡し猶予」といいます。

 

決済から引き渡しまでの時間は、一般的にはタイムラグなく進められますが、売手と買手の都合によって、同時進行しないケースもありますよ。

 

引き渡しの先行や猶予を実施して、取引にずれがでる際は、費用負担や権利関係について、覚書を交わしておくと安心でしょう。

 

所有権移転登記も似たような段階で行いますが、引き渡しと違って、所有権移転登記は所有権を売手が手放す作業です。

 

引き渡しは、物件を買手に渡す売却の流れで、鍵の受け渡しが事実上の引き渡しになりますよ。

 

少々ややこしいですが、所有権移転と引き渡しには違いがあると覚えておくとよいでしょう。

 

不動産売却における家具の取り扱いについて

 

不動産売却における家具の取り扱いは、売手と買手の交渉次第です。

 

売手が「家具付きでどうですか」と提案し、買手が承諾した場合は、不要な物品を置いたままで売買できますよ。

 

反対に、買手が受け取りを申し出るケースも考えられるので、お互いに気持ちよく取引できるよう検討しましょう。

 

また、売手が保管してほしい家具があれば、事前に丁寧に説明をしてくださいね。

 

ただし、買主が了承しないなら、スムーズな売買契約のためにも、すぐに処分するのがおすすめです。

 

きちんと稼働するエアコンなどは、そのままにしておくほうが、両者にとってメリットが高いといえるでしょう。

 

買手の承諾なしに、不要な家具や家電を置きっぱなしにするのは、トラブルの種になるのでやめておいてくださいね。

 

じょうずに交渉して、家具や家電の取引も、不動産売却と一緒に楽しみましょう!

 

まとめ

 

不動産売却の引き渡しは、いつがよいタイミングなのかを知って、状況に適した流れで取引しましょう。

 

建物にある家具や家電の交渉もできるので、買手との取引に挑戦してみてくださいね。

 

不動産売却は一生で何度もできる経験ではないので、事前の入念な学びがポイントかもしれません。

 

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売却査定も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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