不動産売却におけるトラブル!事例と対処法3選
不動産売却のトラブルについて把握しておくと、初めての売買における緊張が緩和されます。
大きな金額と手間のかかる売買では、少しでもリスクを軽減させておくと、安心して取引にのぞめるかもしれません。
不動産売却のトラブル事例と予防法についてみていきましょう。
不動産売却のトラブル例3選
不動産売却の起こりやすいトラブル例を3つご紹介するので、一緒に確認していきましょう。
▼口頭の約束と契約書の内容が異なる
契約を交わしたあとに、口頭での約束が書面に反映されておらず、問題になる事例があります。
初めての売却ではわからないことが多く、知らない間に不利な契約を結んでしまう可能性があるので、契約を締結する前に契約書をしっかり確認するようにしましょう。
▼契約をキャンセルされる
売買契約のキャンセルによって、違約金の支払いなどでトラブルになるケースがあります。
違約金などの詳細については、買主へ口頭で伝えるだけでなく、書面で情報共有できるようにしておくと、のちの確認作業に役立ちますよ。
▼仲介手数料で不動産会社と揉める
仲介手数料の金額で不動産会社と揉めるトラブルも、考えられる事例です。
仲介手数料は上限値が決まっているため、算出方法を知っていれば無用な問題には巻き込まれないでしょう。
仲介手数料の簡易的な計算方法は以下の通りです。
〈(売買価格×3%+6万円)×消費税〉
不動産売却のトラブル予防法3選
不動産売却のトラブル予防法を3つご紹介するので、大きな問題に発展させないように注意しましょう。
▼信頼できる不動産会社を選ぶ
大前提として信頼できる不動産会社を選択するのが重要な予防法です。
あらゆる問題は、不足している説明や配慮により発生しやすいので、丁寧に対応してくれる担当者を探しましょう。
▼契約解除の詳細を確かめる
契約解除について契約前に不動産会社と買主と確認をとり、契約解除時の負担を把握しておきます。
金銭トラブルは精神的にも大きな影響をもたらすので、トラブルの起こりやすい契約解除の詳細を、しっかり確認しておきましょう。
▼瑕疵について学ぶ
物件に瑕疵があると、契約解除の原因になったり、大きなトラブルが発生したりしやすくなります。
雨漏りやシロアリなど、瑕疵にあたる不具合や責任については、専門家に相談するなどしましょう。
まとめ
不動産売却におけるトラブル事例をまずは知って、事前の対策も一緒にチェックしましょう。
契約内容を書面に残すのはもちろん、買主に丁寧な説明をしておくのが大切です。
専門性の高い分野ですが、最低限の知識を備えていれば多少安心できるので、がんばってくださいね!