不動産売却における見積もりの流れと注意点
不動産売却の見積もりについて、ポイントになる箇所を解説するので、売買を検討中なら参考にしてくださいね。
物件価格の査定には無料と有料があり、多くのケースで無料の試算がおすすめです。
不動産売却の見積もりの流れと注意点をみていきましょう!
不動産売却の見積もりの流れ
不動産売却の見積もりとして、無料査定と有料査定の流れをご紹介します。
無料査定も有料査定も、資料となる書類が必要なので、あらかじめ用意しておきましょう。
▼無料査定
インターネットを使って一括査定を申し込む方法で、各種不動産会社からの見積もりを一度に受けられます。
ステップは以下のたった3つです。
・一括査定に申し込む
・一括査定に登録している複数の業者が見積もり
・結果メールなどで確認
必要書類は次の通りです。
・登記謄本
・固定資産税納税通知書(未登記建物の場合)
・リフォーム資料(リフォーム履歴がある場合)
▼有料査定
不動産鑑定士による客観的な評価を見積もりしてもらえます。
4ステップで流れをみていきますが、少々手間がかかりるようです。
・不動産鑑定士を探して連絡
・面談と依頼契約
・価格の内示と確認
・鑑定評価書を受け取る
必要書類は以下を参考にしてくださいね。
・土地の実測図
・固定資産税の納税通知書
・建物の請負工事契約書
・追加、サイン工事の金額のわかる資料
・損害保険料
更地と土地付き物件では資料が異なるので、詳細は依頼先に尋ねましょう。
不動産売却の見積もりの注意点
不動産売却の見積もりの注意点を2つみていきます。
▼見積額は各不動産会社で自由に設定される
無料査定では法律によるルールがないので、依頼された各不動産会社が、好きな価格を設定できます。
いくらの見積もりをだしても罰則などはないので、会社によっては無責任な査定をする可能性があるでしょう。
無料査定はあくまで目安価格なので、複数業者に依頼して相場感をつかむのが大切です。
▼高すぎる見積額
査定会社のなかには、やけに高額の見積もりをだしてくるケースがあります。
契約をとりたくて、高額に設定してくる会社が、まれにあるので頭に入れておきましょう。
一括査定すると、目安の金額を把握できるので、一件だけとびぬけて高価格であれば要注意です。
まとめ
不動産売却の見積もりの流れを知れば、自分に適した方法をみつけやすくなります。
多くのケースでは無料査定で十分ですが、親子間や法人間などで売買するなら、公的な証明になる有料査定を受けましょう。
見積もりの流れと注意点を知って、売却をスムーズに進めてくださいね!