誰も住まなくなった空き家の管理方法について

正木屋の不動産知識【売買編】

誰も住まなくなった空き家の管理方法について

住宅は、居住者の移転や世代交代が理由で空き家になることがあります。
しかし、その後誰も住まなくなった住宅の管理がしっかり行き届いていないと、建物が傷んだり周辺に雑草が生い茂ったりと老朽化が進みます。
空き家には不審者の侵入や放火なども懸念されるため、近隣トラブルの原因にもなりえるのです。
居住中から空き家になったときのことを考え、事前に必要な準備や費用について知っておくことが重要です。

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空き家を管理する方法①準備について

空き家管理において、老朽化の進行を遅らせるため換気や通水、除草や雨漏りの確認は必須事項です。
庭や建物周辺の木や雑草を放置しておくと景観の悪化以外に放火や不法占拠など犯罪被害の危険が高まります。
冬場には乾燥で火災を引き起こす可能性もあります。
空き家では火災と風災の被害が多いので火災保険への加入もしておくことが望ましいです。
管理時には汚れてもいい動きやすい服装で、怪我を防ぐため長袖長ズボンを着ることをおすすめします。
敷地内のゴミを処理するためのゴミ袋、軍手や室内用の靴、掃除用具のほか電気を止めている場合は懐中電灯を準備しましょう。
また、定期的な管理をおこなうため、状態を記録できるカメラやチェックリストがあると便利です。

空き家を管理する方法②費用について

空き家を管理することになった場合、その維持にかかる費用は以下のようになります。

固定資産税
固定資産税の税率は一般的に1.4%とされており、年間数万円から数十万円が必要です。

都市計画税
都市計画税とは、都市計画事業や土地区画整理事業に必要な費用にあてることを目的とした税金のことです。
一般的に税率は0.3%です。
こちらも年間数万円から数十万円の負担となります。

火災保険
火災保険の費用は内容や期間だけでなく建物の立地や構造、築年数によっても変わりますが、年間数万円から数十万円の保険料がかかります。

光熱費
電気や水道の契約を継続する場合には基本使用料として数千円~数万円が必要になります。

修繕費用
建物の老朽化による破損や雨漏りなどの修繕工事は業者へ依頼する必要があり、ひとつの工事ごとに数万円から数百万円の費用が発生します。
その他、庭木剪定や不法投棄された粗大ゴミの処分、所在地が豪雪地帯であれば雪おろしなど、それぞれに数万円の費用が発生します。

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まとめ

空き家の管理は毎月の継続が必要なため、自分で管理する場合は時間も労力も費用もかかり、負担を抱えて結果的に放置してしまうケースも多くあります。
放置すると価値の下落や所有者としての責任を負わなければいけないケースが出てきます。
管理が困難であれば空き家管理サービスに委託することも可能です。
管理が面倒であれば売却を検討する方法もあります。
空き家の運用や活用方法を考えながら、協力して管理をおこなっていきましょう。
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