シロアリ被害のある不動産を売却する方法をご紹介!
売却しようと思っている不動産が、シロアリ被害にあっている場合、売却することは可能なのでしょうか。
今回は、シロアリ被害がある不動産の売却方法についてご紹介したいと思います。
売却のコツや、シロアリ被害の予兆についても解説しますので、売却をお考えの方はぜひチェックしてみてください。
シロアリ被害がある不動産を売却する方法とは?
シロアリ被害がある不動産は、不動産価値が大幅に下がる可能性はあるものの、売却することは可能です。
売却するにはどんな方法があるのか、詳しく見てみましょう。
現状のまま売却する
シロアリ被害を買主に伝えて、現状のまま売却する方法があります。
買主によっては、自分好みにリフォームすることを前提に中古物件を探している人もいます。
シロアリ被害の物件は、不動産価値が低く売却価格も安くなるので、リフォームを前提としている買主には、魅力的に感じる可能性もないとはいえないでしょう。
修繕して売却する
売却前にシロアリを駆除し、被害に遭っている箇所を修繕して売却する方法もあります。
きれいに修繕できれば、相場に近い価格で売却することも可能です。
ただし、シロアリ被害により基礎が傾いているなど、修繕に多額の費用がかかり赤字になる場合もあるので注意が必要です。
解体して売却する
シロアリ被害のある建物を解体し、更地にしてから売却する方法もあります。
シロアリ被害が大きい場合は、建物を解体し更地にしてから売却すると、買主を見つけやすくなります。
また、更地にすることで、契約不適合責任に問われるリスクも避けられるでしょう。
シロアリ被害のある不動産を売却するコツや流れとは?
売却するコツ
シロアリ被害がある不動産は、買い手が付きにくく、売却までに時間がかかる傾向にあります。
そのままの状態でなるべく早く売却したい場合は、売主が解体費用を負担することで買主が見つかる可能性が高まります。
売却までの流れ
上記の方法で売却をする場合、まずは解体費用を負担するという前提で売却活動を始めます。
購入希望者はシロアリ被害があることを条件に、値引き交渉をしてくる可能性が高いので、売却価格から解体費用を差し引いた価格を提示します。
この流れで交渉を進めると、売却につながる可能性は高くなります。
シロアリ被害の予兆
シロアリは床下や天井裏など、人目につかない部分で繁殖するため、早期発見が困難です。
家の中で羽アリがいた、お風呂の敷居柱の変色、脱衣所や台所の床がぶかぶかしている、庭の垣根がグラグラしていることなどが、シロアリ被害の予兆となります。
予兆を感じたら専門業者に相談するなど、早期に駆除することが大切です。