固定資産税を滞納するとどうなる?家を売却する方法や条件をご紹介
建物を所有していると固定資産税の支払いが発生します。
固定資産税は滞納すると、家や財産が差し押さえられることもあります。
家の売却を検討しているときに固定資産税を滞納してしまうと、売却が難しくなる可能性があります。
本記事では、固定資産税を滞納したらどうなるのか、また家を売却する条件や方法についてご紹介します。
固定資産税を滞納するとどうなる?家の売却への影響
固定資産税は年4回、支払いが必要です。
納付期限も定められており、期日までに支払いを済ませなかった場合、どうなるかというと延滞金を加算されてしまいます。
長野市での延滞率は以下のとおりです。
●期限の翌日から1か月までの期間:2.4%
●期限の翌日から1ヶ月を経過した日以降:8.7%
●還付加算金:0.9%
延滞金がかかるだけでなく、自治体から支払いの督促状が送付されます。
督促状が届いているにも関わらず滞納を続けると、不動産のみならず給与や有価証券など財産を認められるものが差し押さえられる事態になってしまいます。
不動産である家を差し押さえた場合、不動産は公売に出される場合もあります。
固定資産税を滞納しても家の売却ができる条件
結論からいうと、条件が整えば不動産の売却は可能です。
不動産が差し押さえられる前後で対応方法は異なります。
差し押さえ前は、滞納分の固定資産税を支払うと売却が可能です。
差し押さえ後は、自治体に連絡し差し押さえの登記を解除してもらうと売却可能です。
滞納分の固定資産税の支払いは、自治体に相談して分割払いにも対応してもらえます。
不動産が差し押さえられたあと、差し押さえを解除してもらうには自治体以外に税務署にも連絡が必要です。
●不動産の売却益を固定資産税の納付に充当する
●税務署に対し差し押さえの解除に関連する費用を支払う
固定資産税をすぐ支払うのは難しい方は上記2つの方法で差し押さえの登記を解除してもらえる可能性があります。
固定資産税を滞納し支払いが難しいときの不動産売却方法
不動産を所有していると評価額に応じて固定資産税が加算されます。
固定資産税は収入に左右されずに算出されるため、収入の増減により支払いが難しいときもあります。
支払いが難しいときは、事前に自治体の役所に相談することが大切です、
役所に相談すると減免や分納の対応をしてくれる可能性もあります。
固定資産税の滞納以外に、住宅ローンの支払いも厳しい場合は、任意売却するのも一つの方法です。
住宅ローンを利用している金融機関に対し、事前連絡と承諾が必要です。
任意売却であれば、売却後に賃貸物件として家を借りて住むリースバックの対応をしてもらえる可能性もあります。
まとめ
固定資産税は不動産の評価額により決められる税金のため、収入が減少しても変動しません。
さらに高額な不動産に課せられる税金のため、まとまった金額を請求されます。
支払うのが苦しいと感じたら滞納する前に、任意売却を検討するなど事前に対応しておくのが大事です。
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