空き家買取のメリットとデメリットとは?買取の流れも解説!
空き家は売れにくい物件も多いため、売却にあたって買取が使われることも多いです。
しかし仲介ではなく買取を選ぶとどうなるのか、イメージが浮かばない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、空き家の売却にあたって買取を使うメリットとデメリットにくわえ、利用の流れも解説します。
空き家の売却で買取を使うメリット
買取を選ぶと買主が不動産会社となり、購入希望者を一から募集する手間が省けるので、仲介よりも早く空き家が売れます。
もし仲介を選んで購入希望者を一から探す場合、買主が決まるまでに基本的に4~6か月はかかるものであり、売れにくい物件では1年以上かかる可能性もあります。
これだけの時間が省け、すぐに売却手続きに入れる点は、買取の主なメリットとなるでしょう。
次に、古い空き家はどうしても人気がなく、仲介を選ぶと建物を売主側で取り壊す必要が出てくるものですが、買取なら取り壊しの必要性も下がります。
さらに、買取をおこなう不動産会社によっては、空き家のなかに家具が残っていてもそのまま物件を引き渡せることもあります。
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空き家の売却で買取を使うデメリット
一般的に買取を選ぶと売却価格が安くなるものであり、空き家の買取においても高値はあまり期待できません。
空き家を今後取り壊す必要がある場合、買取価格から建物の解体にかかる費用が差し引かれるため、余計に安値となるおそれもあります。
また、買取も利益を見込んでおこなわれていることなので、空き家の条件によっては買い取ってもらえない場合もあります。
気を付けたいのは、たとえば建物部分に価値が見込まれず、敷地部分にも安値しか付かない空き家です。
このような物件は利益の出る使い道があまりないため、買取を相談しても断られるケースが多いのです。
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空き家の売却で買取を使う際の流れ
買取を使いたいとき、まずは買取をおこなっている不動産会社に査定を依頼し、いくらで売れるのかを確認します。
その次におこなわれるのは、空き家の売却に向けた打ち合わせです。
正確な買取金額や手続きの案内などがおこなわれたのち、正式に買取を利用する点で合意に至れば、売買契約を締結します。
そのあと、必要書類の提出などの手続きを終え、空き家を引き渡して代金も受け取ったら、一連の手続きは完了です。
このように買取は手続きの流れが短いため、一般的に3日~1か月で空き家を手放せます。
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まとめ
空き家の売却で買取を使うメリットは、空き家が早く売れることや建物の取り壊しがあまり必要ないことなどです。
デメリットは、買取価格が安いこと、空き家を買い取ってもらえないケースもあることです。
買取の流れは短く、査定を受けたらすぐに売却に向けた打ち合わせや契約締結に入れます。
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