
シルバーウィークに家族で考えたい実家の売却|長野市で話し合う7つのポイント
シルバーウィークに家族で考えたい実家の売却|長野市で話し合う7つのポイント
9月はシルバーウィークなどを利用して、普段は離れて暮らしている家族が集まる機会もあるのではないでしょうか。
そんなときに一度話しておきたいのが、実家や親が所有している不動産の将来です。
「親が元気なのに売却の話をするのは早い」「相続してから考えればいい」と感じる方もいると思います。しかし、実際に誰も住まなくなってからでは、家の管理、荷物の整理、相続手続き、売却などを同時に進めなければならないことがあります。
もちろん、家族が集まった日に売却するかどうかまで決める必要はありません。大切なのは、家族それぞれが実家についてどう考えているのかを共有しておくことです。
今回は、長野市に実家や空き家があるご家庭に向けて、家族で話しておきたい7つのポイントをご紹介します。
1.まずは親御さんの希望を確認する
実家について考えるとき、最初に確認したいのは現在の所有者である親御さんの希望です。
できるだけ長く住み続けたいのか、将来は子どもに住んでほしいのか、誰も住まないのであれば売却してもよいのか。それぞれの家庭で考え方は違います。
子ども側だけで「将来は売ろう」「残しておこう」と決めるのではなく、まず親御さんの考えを聞いておきましょう。
この段階では結論を出す必要はありません。「将来、この家をどうしたい?」と確認するだけでも十分な第一歩になります。
2.土地と建物の名義を確認する
家族が実家の所有者を分かっているつもりでも、実際の登記内容とは異なることがあります。
例えば、建物は父親名義でも土地は祖父名義のままになっている、共有名義になっている、といったケースも考えられます。
売却する場合は、原則として所有者を確認したうえで手続きを進めることになります。相続が発生しているのに登記が整理されていない場合には、売却の前に手続きが必要になることもあります。
家族が集まる機会に、固定資産税の納税通知書や登記関係の資料がどこに保管されているのかも確認しておくとよいでしょう。
3.将来、実家に住む人が本当にいるのか
「いずれ子どもの誰かが住むだろう」と考えて家を残していても、実際には誰も住まないということがあります。
仕事や子どもの学校、現在の持ち家などを考えると、実家へ戻りたくても現実的には難しい場合もあります。
反対に、将来は実家へ戻りたいと考えている家族がいるのであれば、その意向も早めに共有しておく必要があります。
誰かが住むのか、誰も住まない可能性が高いのか。この点が分かるだけでも、実家を残す、貸す、売るといった選択肢を考えやすくなります。
4.空き家になった場合の管理を誰がするのか
誰も住まなくなった家でも、管理が不要になるわけではありません。
定期的な換気、庭木や雑草の手入れ、郵便物の確認、建物の点検などが必要です。長野市では冬になると、凍結や積雪についても気にしなければならない場合があります。
家族が遠方に住んでいると、実家へ通って管理するだけでも時間と費用がかかります。
「とりあえず空き家のまま残す」という選択をする場合でも、誰が管理するのか、維持費を誰が負担するのかまで考えておくことが大切です。
5.家の中の荷物をどうするのか
実家の売却で想像以上に時間がかかることがあるのが、家財や思い出の品の整理です。
長年暮らした家には、家具や家電だけでなく、写真、アルバム、書類、衣類、贈答品など、多くの物が残っています。
必要になってから家族だけで短期間に整理するのは大変です。親御さんが元気なうちであれば、残しておきたい物や処分してよい物を本人に確認できます。
ただし、売却を考え始めたからといって、査定前に家の中をすべて空にする必要はありません。荷物が残った状態でも、まず不動産会社へ相談することは可能です。
6.実家の現在の価格を知っておく
実家を売るか残すかを考えるとき、現在どのくらいの価値があるのか分からなければ、具体的な比較が難しくなります。
不動産査定を依頼したからといって、必ず売却しなければならないわけではありません。
現在の査定価格を知っておけば、「この価格なら売却を検討しよう」「今は残しておこう」といった家族の判断材料になります。
査定では建物の築年数だけでなく、土地の広さや形、道路との関係、立地、周辺の取引状況、建物の状態などを確認します。
古い家の場合でも、建物だけを見て「価値がない」と決めつける必要はありません。土地を含めた不動産全体として確認することが大切です。
7.いつ頃までに方向性を決めるのか
家族で話し合った結果、「今すぐ売る必要はない」という結論になることもあるでしょう。それ自体は問題ありません。
ただし、何も決めずに何年も先送りすると、建物の老朽化が進んだり、家族の状況が変わったりする可能性があります。
例えば「来年もう一度話す」「親が住まなくなった時点で査定する」など、次に検討するタイミングだけでも決めておくとよいでしょう。
売却する場合も、相談から査定、販売活動、契約、引渡しまでには一定の時間が必要です。希望する時期がある場合は、余裕を持って動き始めることをおすすめします。
家族全員の意見が最初から一致しなくても大丈夫です
実家には、金額だけでは判断できない思い出や気持ちがあります。
「できれば残したい」という人もいれば、「誰も住まないなら早めに売却した方がよい」と考える人もいるでしょう。
最初から家族全員の意見が一致するとは限りません。だからこそ、何かが起きて時間に余裕がなくなってから話すのではなく、元気なうちから少しずつ話しておくことに意味があります。
不動産会社へ相談する場合も、売却を前提にする必要はありません。現在の価値や売却方法、必要な手続きなどを確認し、その情報を家族で共有するところから始めることができます。
まとめ|シルバーウィークを実家の将来を考えるきっかけに
実家について家族で話す目的は、その場で売却を決めることではありません。
親御さんの希望、名義、将来住む人、空き家になった場合の管理、荷物、現在の価格、今後の検討時期などを家族で共有しておけば、将来必要になったときに慌てずに対応しやすくなります。
シルバーウィークなど家族が集まる機会があれば、「この家を将来どうしようか」と話してみてはいかがでしょうか。
正木屋では、長野市を中心に実家、空き家、土地などの不動産売却・買取・査定のご相談を承っています。