
敬老の日に考えたい親の家のこれから|長野市で実家を売る・残す・貸す
敬老の日に考えたい親の家のこれから|長野市で実家を売る・残す・貸す
敬老の日は、親や祖父母と過ごしたり、普段よりゆっくり話をしたりする機会になる方も多いのではないでしょうか。
そんな日に少しだけ考えてみたいのが、「親が今住んでいる家を、将来どうするのか」ということです。
親御さんが元気に暮らしているうちは、実家の将来について話す必要性を感じにくいかもしれません。しかし、入院や施設への入居、相続などをきっかけに突然誰も住まなくなると、家族は短期間で多くのことを判断しなければならない場合があります。
実家について考えることは、すぐに売却することではありません。「売る・残す・貸す」という選択肢を知り、親御さんと家族の希望を共有しておくことが大切です。
まず大切なのは、親御さんの希望を聞くこと
実家の将来を考えるときは、現在そこに住んでいる親御さんの希望から確認しましょう。
「できる限りこの家で暮らしたい」「将来は住み替えてもよい」「子どもに残したい」「誰も住まないなら売ってほしい」など、考え方は人によって異なります。
子ども側が良かれと思って考えていることと、親御さん本人の希望が違うこともあります。
敬老の日にいきなり「家を売ろう」と切り出す必要はありません。「この家は将来どうしたいと思っている?」という程度の会話から始める方が自然です。
選択肢1.家族のために実家を残す
思い出のある実家を残したいと考えるご家庭もあります。将来、子どもや孫が住む予定がある場合には、所有を続けることも選択肢です。
ただし、誰も住まない期間が長くなる場合には、定期的な換気や清掃、庭木の管理、建物の修繕などが必要になります。
長野市では冬の寒さや積雪、水道管の凍結などについても考える必要があります。家を残すのであれば、「誰が管理するのか」「維持費を誰が負担するのか」まで家族で話しておきましょう。
思い出があるから残すという気持ちと、実際に維持できるかどうかは分けて考えることが重要です。
選択肢2.賃貸住宅として貸す
家を手放したくない場合には、賃貸として活用する方法を検討することもできます。
家賃収入を得ながら所有を続けられる可能性がある一方で、すべての住宅が賃貸に向いているわけではありません。
建物の状態によっては修繕や設備交換が必要になることがあります。また、入居者募集や契約、入居後の修繕対応など、賃貸経営としての管理も必要です。
立地や建物の状態、想定できる賃料、必要となる修繕費などを確認したうえで、現実的に賃貸として活用できるか検討することが大切です。
選択肢3.実家を売却する
将来誰も住む予定がなく、管理を続けることも難しい場合には、売却も有力な選択肢になります。
売却すれば、空き家の定期管理や将来の修繕などの負担を減らすことができます。
一方、実家は家族の思い出が多い場所でもあります。一度売却すれば基本的には元へ戻すことはできないため、価格だけで判断せず、家族で十分に話し合うことが大切です。
「売ると決めてから査定する」のではなく、まず査定価格を確認し、その金額も含めて家族で考える方法があります。
売却を考えるなら名義も確認する
実家について話す機会があれば、土地と建物の名義も確認しておきましょう。
家族の認識では親御さんの所有でも、土地の一部が以前の世代の名義のままになっていたり、複数人の共有名義になっていたりする場合があります。
将来売却する際には所有関係の確認が必要になるため、親御さんが元気なうちに、不動産関係の書類がどこに保管されているかを聞いておくことも役立ちます。
荷物や思い出の品についても少しずつ話しておく
実家には、長年の生活で多くの家具や家電、衣類、写真、書類などが残っています。
いざ家を空けることになってから家族だけで整理しようとすると、想像以上の時間がかかることがあります。
特に写真やアルバム、記念品などは、本人でなければ価値や思い入れが分からないこともあります。
親御さんが元気なうちに、「これは残したい」「これは処分してもよい」と少しずつ確認しておけば、将来家族が判断する負担を減らせます。
ただし、不動産査定を依頼するために家の中をすべて片付ける必要はありません。荷物が残っている状態でも、まず相談することは可能です。
現在の価値を知ることも将来への準備
実家をどうするか考えるうえで、現在のおおよその不動産価格を知っておくことは大きな判断材料になります。
査定価格が分かれば、売却した場合と、固定資産税や修繕費などを負担しながら所有を続ける場合を比較しやすくなります。
不動産の価値は築年数だけでは決まりません。土地の広さや形、道路との関係、周辺環境、建物の状態、市場の動向などによっても変わります。
築年数の経った実家であっても、「古いから価値がない」と自己判断せず、土地と建物を含めて確認してみることをおすすめします。
親が元気な今だからこそできる話があります
実家の将来についての話は、どうしても後回しになりがちです。
しかし、何かが起きた後では、親御さん本人の希望を確認できなかったり、家族が短期間で判断を迫られたりすることがあります。
元気なうちであれば、「できるだけ住み続けたい」「この家は残してほしい」「誰も住まないなら売ってほしい」といった本人の気持ちを直接聞くことができます。
敬老の日は、家をどう処分するか決める日ではありません。親御さんがこれからどのように暮らしたいのか、その一部として住まいについて話してみる機会にしてはいかがでしょうか。
まとめ|実家の将来は家族で少しずつ考える
親の家には、「残す」「貸す」「売る」という主な選択肢があります。
どの方法が正解かは、家族の希望、建物の状態、立地、管理の負担などによって異なります。
大切なのは、必要に迫られてから急いで決めるのではなく、親御さんが元気なうちに希望を聞き、家族で情報を共有しておくことです。
敬老の日をきっかけに、まずは「この家を将来どうしたい?」と話してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
正木屋では、長野市を中心に実家や空き家の売却・買取・査定、賃貸活用などのご相談を承っています。