実家じまいとはなにか?事前準備や方法まで一連の流れを解説
両親が施設や病院へ移ったことや亡くなったことで、誰も実家に住んでいない状態になるのは珍しくありません。
そのような実家を放置しておくと、周辺環境へ悪影響を及ぼしたり固定資産税がかかり続けたりします。
本記事では、実家じまいとはなにかとおこなう理由、事前準備や方法について解説します。
実家じまいの方法について解説!実家じまいとはなにかとおこなう理由
「実家じまい」とは、実家の両親が亡くなったり施設や病院に入ったりして住む人が居なくなった場合に、実家を整理して家や土地を売却したり処分したりすることです。
このような実家じまいをおこなうには、さまざまな理由があります。
たとえば、両親が住まなくなったことで住む方がいなくなった、実家を維持し続けられなくなったからなどです。
ほかにも、実家を空き家にしないために実家じまいをおこなう方もいます。
実家が空き家となった場合、残された子や孫は実家を管理しなければなりません。
ただでさえ管理は大変ですが、怠ってしまうと不衛生な状態となって悪臭や害虫などが発生したり、不法侵入などの犯罪が起きたりして近隣に迷惑をかけてしまいます。
そのようにならないよう、実家じまいをおこなう方は一定数いるようです。
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実家じまいの方法におけるやっておいたほうが良い3つの事前準備
実家じまいをする前に、やっておいたほうが良い準備があります。
1つ目は、家族で実家について話し合うことです。
実家の所有者は親ですが、のちに処分するのは子や孫です。
遺された人があとから苦労しないよう、親や兄弟姉妹の意向、自身の意向を家族間で共有し、どうするのかを話し合う必要があります。
2つ目は、親の財産を把握しておくことです。
あらかじめ把握しておくことで、不動産や預貯金の相続手続きをスムーズにおこなえます。
3つ目は、親が元気なうちに住み替えることです。
親が生きているうちに住み替えることで、相続時にかかる税金を抑えられます。
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実家じまいする方法と家のなかにある荷物の処分方法
実家じまいは実家を処分することですが、その方法は大きく売却と解体の2つです。
どちらの方法で処分するにせよ、家のなかにある荷物を片づけなければなりません。
家のなかには本や服、家電や仏壇などさまざまなものがあるでしょう。
これらを処分方法で見ると、可燃ごみや不燃ごみとして出せるもの、買取ってもらえてリサイクルできるもの、売れずに粗大ごみとして出すしかないものなどさまざまです。
実家にある大量の荷物を片づけるには、時間や手間、そして費用がかかります。
兄弟姉妹が複数いる場合、誰か1人の負担になると後々揉め事が起きる可能性は十分にあります。
そのため、荷物のなかでほしいものはないかや、費用や手間の負担についてよく話し合うことが必要です。
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まとめ
実家じまいをすることで、遺された子や孫が実家を管理する負担がなくなります。
そのためには家のなかの荷物を片づけたり、実家を売却したり解体したりしなければなりません。
ただし、1人で勝手におこなうとトラブルになる可能性があるので、家族間で納得するまで話し合うことが必要です。
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