不動産売却時の査定価格と売り出し価格とは?成約価格との違いも解説
不動産の売却を考えている方には、「査定価格」「売出価格」「成約価格」について気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これらは全く異なる数字になることも珍しくないため、資金計画を練るためにもそれぞれの内容や意味を理解しておくことが大切です。
そこで今回は、不動産売却時の「査定価格」「売り出し価格」「成約価格」についてそれぞれ解説していきます。
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不動産の査定価格とは?
査定価格とは、実際に売却する価格の目安となるもので、不動産会社が見積もりをおこないます。
査定価格は、具体的には現地調査やデータから見積もりをおこなった価格で、簡易査定と詳細査定という2種類の査定方法があります。
査定価格はあくまで初期段階での予想値としての意味合いが強く、実際の売却価格とは異なる可能性があるため注意しましょう。
しかし、大まかな売却額を知ることができるという点で、数時間から二日程度で結果がでることはメリットといえます。
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不動産の売り出し価格
売り出し価格とは、売主側の希望や特別な事情などが査定価格に加味されて算出される価格のことです。
そのため、簡易査定や詳細査定の結果をもとに不動産会社と売主が打ち合わせをおこなったうえで決定します。
売主が、売り出し価格を決定する際の最終的な基準は主に「売却期限」です。
査定価格を参考にしながら価格の下限と上限を決め、売却期限に応じて調整していくのが一般的な決定方法になります。
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不動産の成約価格について
成約価格とは、売主と買主が最終的に合意して決定される価格のことです。
売主側の理想は、売り出し価格と成約価格が変わらないことですが、一般的に成約価格は売り出し価格よりも下がる傾向があります。
その理由としては、売り出し価格は売主側の希望のみが加味された価格であるのに対し、成約価格の決定には売主側と買主側の双方の合意が必要だからです。
そのため、成約価格は買主側の意向が反映されて価格交渉などで多少安くなる可能性がありますが、売り出し価格と成約価格が大きく変動するケースは少なくなります。
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まとめ
今回は、不動産売却時における「査定価格」「売り出し価格」「成約価格」について解説しました。
査定価格は不動産会社がデータや現地調査をもとに割り出した見積もり価格のことで、いくらで売れるのかの目安となるものです。
売り出し価格は、査定価格に売主の希望や事情が加味されて算出される価格のことで、主に売却期限が基準になります。
成約価格は、売主側と買主側の双方が合意して決定される価格のことで、大きく変動することは稀ですが、売り出し価格よりも安くなる傾向にあるのです。
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