空き家の相続放棄とは?新ルールや手放す方法についても解説
今後、親などの親族が住んでいた家を相続する予定があるものの、住む方がいない場合も引き継ぐべきなのか悩んでいる方もいるでしょう。
実際に相続するときになって慌てないよう、放棄についても早めに調べておくと安心です。
この記事では、空き家の相続放棄とはどのようなものか、概要とあわせて放棄後の管理責任に関する新ルールや放棄せずに手放す方法を解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長野市近辺の売買・投資物件一覧へ進む
空き家における相続放棄とはなにか解説
相続放棄とは、故人の残した負債を引き継がないための手続きです。
遺産の受け取りは、すべての資産を引き継ぐことを意味し、その権利を放棄することが義務となります。
具体的には、空き家の相続放棄は、住む予定がない空き家を引き継がない方法です。
ただし、空き家だけでなく、預貯金なども同時に放棄しなければなりません。
遺産の放棄手続きの期限は、被相続人の死亡が確定してから3か月以内とされており、この期間内に家庭裁判所に申し立てる必要があります。
▼この記事も読まれています
遺産分割協議の進め方とは?トラブルの解決策も解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長野市近辺の売買・投資物件一覧へ進む
空き家を相続放棄した後の管理責任についての新ルール
2023年4月1日から、相続放棄後の空き家の管理責任に関する新しいルールが導入されました。
これにより、以前は未占有の不動産にも管理義務が課せられていましたが、新ルールでは相続財産に属する財産を現在占有している場合に限られます。
また、管理責任の期間は、相続人または相続財産の清算人が当該財産を引き渡すまでと明確化されました。
従来は、不動産の管理を継続しなければならないとされていましたが、新ルールでは財産を保存する義務が課されるため、最小限の管理で対応可能です。
▼この記事も読まれています
相続した空き家を管理する方必見!放置するデメリットや解決策もご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長野市近辺の売買・投資物件一覧へ進む
空き家を相続放棄せずに手放す方法
先述したとおり、相続放棄をする場合は空き家のみを手放すことができず、プラスの財産がある場合はリスク対策も必要です。
そのため、相続放棄せずに引き継いだ家を手放す方法も検討すべきです。
まずは売却が考えられます。
査定を受け、相応の価格で売却できる場合は有効な手段です。
次に隣地の所有者に売却を交渉する方法もあります。
交渉が成功すれば買主を探す手間が省けることがメリットです。
最後に、法人や自治体に寄付する方法も考えられますが、その家に利用価値があるかどうかによって引き受けてもらえる可能性があります。
▼この記事も読まれています
不動産相続で税金はいくらかかる?税金の種類や対策法をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長野市近辺の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
空き家の相続放棄とは、引き継いでも住む予定がないなどの場合に放棄する方法ですが、プラスの財産も手放さなければならない点に注意が必要です。
2023年4月1日より、空き家の管理責任について新ルールが施行されたため、把握しておきましょう。
放棄せずに手放すには、売却するほか、隣地所有者に購入を打診したり、法人や自治体に寄付したりするなどがあります。
長野市の賃貸アパート・マンション・不動産のことなら株式会社正木屋にお任せください。
売却査定も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
長野市近辺の売買・投資物件一覧へ進む
株式会社正木屋
株式会社正木屋は、長野市の賃貸アパート・マンションなどの賃貸物件や売買物件を豊富に取り揃えた不動産会社です。長野市で不動産をお探しなら、ぜひ弊社にお任せ下さい!ブログでは長野市や不動産売却等に関連したコンテンツをご紹介します。